銀魂に対する諸々を好きに語りたい

というわけではてなブログを始めてみたんですけど、

あくまで自分のための頭の整理用いうかもやもやと考えてしまうことをちゃんとどうにか言葉にしてまとめときたいなっていうあれなのであまり読みやすさとかは気にせず書いてます。

 

 

 

銀魂の話をします。

何回話してるんだって感じなんですけど四天王篇の話をします、します。

 

最終章まできて未だに四天王篇の話を何度も繰り返してしまうんですけど、

いや、四天王篇めちゃくちゃ面白くない??

なんか、いろいろ語る前に、四天王篇ってめちゃくちゃ面白くないですか?面白いよ。面白いよね?面白い。

 

何が面白いって最初から最後までまるで無駄がなくて全部面白いんだけど、やっぱり銀さんと次郎長の最後の決着のつけ方がすごい。

何っ回も言ってるし当時みんな考えてたと思うんだけど、四天王篇の最後はきっと銀さんが次郎長を斬るんだろうなと思ってたんですよね。むしろそれしか決着のつけようがないだろうと。

次郎長がどんなものを抱えていようと殺すつもりはなかったとしてもそれでもお登勢さんを斬ったことには変わりなくて、その清算は必ずどこかでされるんだろうなと。

空知先生ってそういうとこすごくきっちりしてるじゃないですか。悪いことをしたら必ず報いを受けるというか、ひどいことをしたら同じくらいひどい目に合わせてその罪を帳消しにさせるみたいなとこあるじゃないですか。

だからお登勢さんを斬った次郎長もきっと銀さんに斬られることでチャラになるんだろうな~って読みながら読者はみんなドキドキしてたわけじゃないですか……

 

それが決着のつけ方があの一言じゃないですか。

いや、すごすぎない?

 

当時ジャンプ読みながらあの最後のページ震えた覚えがある。

あんなにかっこいい終わらせ方ある……?

 

お登勢を、あの町を頼む」と託されたからこそ、その約束を護るために家を捨て娘を捨て挙句の果てにはお登勢を斬るという本末転倒なことまでして、そこまでして託された約束を護ろうとしてきたのに次郎長のそういった今まで抱えてきたものすべてをたった一言で斬ってしまった。

あの一言だけで次郎長の約束はもう切れてしまったのだと、すべて理解するじゃないですか。彼がお登勢を斬ってまで抱えてきたものをあんなにもあっさりとあっけなく、本当に容赦ない。

でもそこまでばっさりと斬られなければきっと次郎長はただの平子の父である次郎長には戻れなかったんですよね。それこそもうあの時の次郎長には死ぬしかないってくらい。

あそこまで容赦なく彼の抱えてきた約束をばっさりと真正面から斬って初めて、ようやっと彼はただの次郎長に戻ることができたんだなあ……

 

っていうことを「禁煙しろ、クソジジイ」の一言で読者に理解させるの、

めっっっっちゃくちゃかっこよくない???本当にしびれる

 

 

四天王篇は銀魂で一番好きなエピソードでそれこそ語ることはいっぱいあるんですけどとにかくこの一言があまりにかっこよくて好きすぎるという話です。