服屋さんに行くと泣いてしまう

別にこんな人もいるんだとわかってほしいわけではなくわからない人はわからないままでいいしもし仮に分かるって思う人がいるならわかりますよねって心のなかでだけ共有できたらいいしただただ自分の中の悲しい気持ちが溢れてどうにかこの感情を整理したくて書き連ねるだけです。
なにが悲しいってタイトルどおりなんですけど。
いわゆる珍しくもない容姿コンプレック。

幼い頃髪をばっさりと切ったら「男の子みたい」と悪意なく言われた記憶や高校生の頃お昼休みに水筒に入れた茶を飲んでいたらその顔がぶさいくで近くの男子グループに笑われた記憶なんかがずっと残っている。
自分の顔が好きじゃない。ゆえに自分の容姿に自信を持てない。お洒落な服を着るのが恥ずかしい。友だちの隣を歩いてると自分があまりに惨めで恥ずかしくなってくる。整形をするほどの金もなければ度胸もない。

それでもまあ服を着ないわけにはいかないんで服屋にはいくんですけど、服屋にいくと自分と同年代くらいの可愛い子が楽しそうに服を物色しているのが嫌でも目につく。
自分は「どの服ならマシにみえるか」「どんな格好なら変に見られないか」ということだけを気にして服を選ぶので、今日服屋でそんな自分がふと悲しくなってしまってお盆の田舎のショッピングモールで一人号泣してしまった。
お洒落が好きじゃないファッションを楽しめない、でもいまこの場で楽しそうに服をみている子はきっとファッションというものを楽しんでいる。
そう思うと無性に悲しくて悲しくて泣いてしまった。

たぶん自分は永遠にファッションを楽しめないんだろうと思うと悲しくなる。私は私の着たい服を着ると開き直れたらどんなに楽か。
服屋に行きたくない。
ので通販に頼るけど通販で届いた可愛い服を着て凹んで結局妹に譲る。
早く歳をとりたい。